アンパンチ問題における自己肯定感の低さ

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みなさん、アンパンマンはご存じですよね?

そう、お腹が減った人がいたら、自分の顔を差し出し食べさせる究極的な奉仕の精神を持つにくい奴

彼は昔から子供たちの絶対的ヒーローです

しかしです

ちょっと前から、その彼の絶対的立場を脅かすある話題が巷を賑わしています

それは、アンパンマンの宿敵?いつもいたずらし放題『バイキンマン』を懲らしめるアンパンマンの必殺技

(自分で描いてみました〜)

『アーンパーンチ』が子供に悪影響を与える、幼児の暴力性に影響を与えるのではないかと、心配する親の意見が挙がっているというのです

驚きです、最初にこの話題を聞いた時は『嘘だろ?』とにわかには信じられなかったのが私の正直な感想だったのですが

これがなんと、ツイッターにおいて「#アンパンチに代わる非暴力的な解決策」というワードで1位になったと聞き、これまた耳を疑いました

アンパンマンという話から何を学んでいるのかと?

アンパンマンの話の流れは、基本的にこんな感じですよね

『みんなにいたずらをして困らせているバイキンマンをアンパンマンが阻止し、身を挺してみんなを助ける』

まぁ、ここから人それぞれ色々解釈の仕方はあるとは思います

自分の顔を分け与え、バイキンマンとみんなを守る為に戦うアンパンマンを見て

『困っている人をみたら助けてあげましょう』

いつもみんなを困らせて、アンパンマンに懲らしめられるバイキンマンを見て

『悪い事はしたら駄目ですよ、結局、やった事は自分に返って来るんだから』

バイキンマンにやられそうになるアンパンマンを、ジャムおじさんはじめ仲間のみんなが助ける姿を見て

『一人では難しい事もみんなで力を合わせれば何とかなる、どんな時でも何処かにあなたを見ている人がいて、何かの為に力を尽くしていればいつか協力者が現れる』

とか、道しるべはそんな風にメッセージを感じます

そんな話が何で暴力性と繋がってしまうのか?

不思議ですよね…、が、ちょっと考えてみました

これを暴力性に繋がると捉えてしまう思考のからくりを

道しるべはこう考えました

その人が常にネガティブなものにフォーカスし、更にたった一つの考え方だけを信じてしまう偏った思考癖があるからではないかと

本日は、この偏狭な思考癖の根源に迫って行こうと思います

それでは、真っ先に根源を発表しちゃいます

『それは、自己肯定感の低さがそうさせている』

自己肯定感が低いという事は、自分の行動に自信が持てずいつも不安な状態という事です

当然、自分の子育てにも自信が持てる筈はありません

そして、将来、自分の育てた子供がもしも暴力を振るう人になってしまえば、それは自分の価値が下がると思考します

価値が下がるという事は、自己肯定感も下がります

だから、自分の自信の無さを増大させ、自己肯定感を下げる不安要素

自分の子供が影響されたら困る『暴力』というキーワードに過敏に反応し続ける

この不安要素にフォーカスし続ける思考が、実は人の脳の機能が作り出しているものだという事が分かっています

それが『RAS』と呼ばれる機能です

これは、自分が意識しているものしか目に入らなくなる機能の事です

簡単に言うと、不安を意識すればする程、益々不安しか目に入って来なくなってしまうという事

これが暴力というキーワードを意識するあまり、その事だけにフォーカスしてしまう偏狭な子育て思考を作り出す事となるのです

この思考の行き着いた先がモンスターペアレンツなのかなと道しるべは考えています

あらゆる事に目くじらを立て、不安要素を攻撃していく

暴力性を排除したいのに、本人が攻撃的に成ってしまうという、何とも矛盾を感じますね

考えてみて下さい

私たちの殆どが幼少期からこのアンパンマンの様なストーリーを、沢山観て育って来ています

仮面ライダー・ウルトラマン・戦隊ものシリーズ・ドラゴンボール・ガンダム・進撃の巨人・ワンピースなどなど、正義の味方が悪を懲らしめる勧善懲悪ストーリー

そんな物語を観て育った私たちが、はて、現在、暴力性が高い人間に育っているでしょうか?

何かあったら暴力で解決すればいいんだと解釈して育っているでしょうか?

そんな事は無い筈です

人を傷付けるのは良くない事、悪い事はしてはいけない事、先ずはコミニュケーションでと心に刻み込まれている筈です

これ、何故そう刻み込まれていると思いますか?

簡単ですね、それは私たちにそう教えてくれた身近な存在

私たちを育ててくれた人が、事あるごとにそう私たちに諭してくれていたから

それは親です

『悪い事はしたら駄目なんだよ』『困っている人がいたら助けるんだよ』『人を傷付けるのは良くないよ』と、誰しも親から言われた記憶があるのではないでしょうか?

実は、この幼少期に受けた、なかば刷り込みに近い親の行動が、子供の価値観を左右する大切な事だと道しるべは思います

何故って?

そこに先程の『RAS』の機能が強烈に働くからです

私たちは、誰しも生まれた時は知識が0の状態です

子供が最初に喋るのは誰でしょう?

子供が最初にものを教わるのは誰でしょう?

子供と一番会話するのは誰でしょう?

そう、知識のない状態の子供は、RASの機能により親の発した言葉が知識の源流となります

ですから、親が不安を意識する子育てを展開すれば、子供の思考は不安を意識する思考になっていきます

この場合で言えば、親が暴力にフォーカスすれば、子供の意識も暴力という部分にばかり目が奪われる思考癖となるという事です

そんな思考に支配された状態で、本来アンパンマンという作品が伝えたい大切なメッセージを受け取れると思いますか?

そればかりか、親が暴力を懸念するあまり、子供の意識が暴力というキーワードにフォーカスする事で、もしかすると子供の暴力性を逆に上げて行く結果を招く可能性すらあるなぁと道しるべは思っています

更に、ここまで過敏に子供が暴力的になるかもしれないと言い続けるその親と子供の関係性はいずれ崩れる可能性が高いのかなとも思います

それは自分の子供が暴力をふるう様な人間性である、またはそうなる可能性があると親が思っているという事が、要するに、自分の子育てを信用していないばかりか、自分の大切な子供の事も信用していないという事だからです

この状態で良い親子関係が築いていけるとは到底思えませんよね

子供の思考を創り上げるのは、どんな時でもそれを育てていくあなたの思考であると思います

自己肯定感を上げる事は、子供を信頼する事

私たちはこれからの時代を託す子供たちを信頼出来る素敵な大人になっていきたいものですね

追伸

アンパンマンはいつもバイキンマンを徹底的に打ちのめしてはいません

彼はバイキンマンがどんなにいたずらを繰り返そうとも、何度も更生のチャンスを与えているナイスガイだなぁと思ってしまうのは、道しるべの考え過ぎでしょうか(笑)

あなたを護る存在は、いつでもあなたの中にいます

今日も幸せ待った無し!!

 

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